先日ご来店頂きました埼玉県のＢＭＷ Ｅ46Ｍ3のお客様
前回はクアンタム車高調の取付をさせて頂きまして、えらくそのセッティングを
気に入って頂けたようで、さらなるファントゥドライブの為に前回のセッティングの
際にご指摘させて頂いておりました、リアアクスル周りの劣化に対するファインチ
ューニングをご依頼頂けましたのでその作業内容をご紹介させて頂きます
今回取付させて頂きましたのは、リアサブフレームのリジットカラーキットと
リアトーコントロールアームブッシュの強化品です
なかなかこの手のパーツというのは一般のお客様にはイメージが付きにくいかも知れませんので
少し詳しくご説明させて頂こうと思います
リジットカラーと言うのはこの写真の赤矢印の部品になるのですが
リアサスペンションを取付してあるサブフレームとボディ本体を合体させている部分の
ブッシュにこう言ったカラーを挟み込んでよじれを規制する事を目的としています
完全にリジットにしてしまうと流石にレースユースを除けば振動や、衝撃の吸収性において
デメリットが発生してしまう事になってしまいますが、ここを純正のブッシュ+カラーを用いて
半リジット（簡単にいえば固定）してしまう事でボディとサブフレームの一体感が増します
それはすなわちリアサスペンションの動きがよりドライバーの操作に対してダイレクトに
なるだけでなく、路面からのインフォメーションがよりボディに、つまりドライバーにダイレクトに
伝わってくるという事です
そもそもこの写真の部分がどこぞや？と言う話になってしまう事が多いのでイラストを
用意してみました
イラストの赤い部分がボディとフレームの接点になるわけですが、ここにアルミ削りだしのカラーを挟み込む形で取付します
今回用意させて頂きましたリジットスペ―サーはサブフレーム固定ボルトを緩めて間に
挟み込む形での作業となりますが、Ｅ46Ｍ3の場合はマフラーやアンダーパネルを外しての
作業になりますのでそこそこ手間と作業時間が必要です
もうひとつ取付させて頂きましたリアトーコントロールアームブッシュに関しては
作業の手間はリジットスペ―サーに比べると遥かに掛かりますが、効果はさらに
絶大です
少々遅い時間になってしまいましたので、リアコントロールアームブッシュに関しては
次回のブログでより細かくご説明させて頂きますのでお楽しみに！
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